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無駄なことを続けるために書評・感想

藤原 麻里菜さんの「無駄なことを続けるために - ほどほどに暮らせる稼ぎ方 - 」を読みました。

藤原 麻里菜さんはmaker(ここでいうメーカーは趣味などで物作りをする人)ではとても有名な方で「無駄づくり」というyoutubeをやられている方です。

youtube以外にも様々なメディアで取り上げられたり記事を書かれることが多く、自分もyoutubeというよりblogを見て知りました。

書評

まずは作ることから始め、その後、見せる、そしてどうやって稼ぐかまで書いてあります。

無駄なものを作ったり表現をするためには自分が最低限暮らしていけるようなお金が必要で、それに向き合っている人だからこそ書けている内容でした。

作ること、そして見せる箇所ではとにかく作る。締め切りを設定するなど様々な人でも真似できる気がする。

時間をかけても1つの物を時間をかけ過ぎて作るより量をこなす大切さなどもとても参考になります。

自分はよくゴミみたいなものを途中まで作って諦めるということが多いのですが、その中でも以下の文からも分かる様に恥ずかしくてもとにかく物を出すのが大事だと感じました。

とにかく、量をこなすことで質は上がってくる。たくさんのものを作ることで無意識の中にあったテーマが浮き彫りになる。思考が鮮明になり、研ぎ澄まされ、道ができてくる。自分の成長の過程がインターネットの海原にぷかぷか浮かんでいるのは恥ずかしいけれど、四苦八苦していきたいのだ。

文章もwebの記事を読んでいる様にめちゃくちゃ読みやすいです。

以前と違いマネタイズの方法が増えた今、自分の好きなことをアウトプットしていこうという気持ちになれる一冊でした。

無駄なことを続けるために - ほどほどに暮らせる稼ぎ方 - (ヨシモトブックス)

無駄なことを続けるために - ほどほどに暮らせる稼ぎ方 - (ヨシモトブックス)